定期預金と貯蓄預金の違い

定期預金は、預金する時に設定した預入期間の間は預金を引き出すことができない商品です。その間、銀行は預かったそのお金を企業に貸し出すなど運用し、利益を得ることができます。いつでも引き出せる普通預金に比べて定期預金の金利が高いのは、長く預けてもらった方が銀行にも得だからです。預入期間が長いほど、金額が大きいほど金利は高くなります。基本は預入額が300万円未満の「スーパー定期」で、1000万円を超えると大口定期と呼ばれ、高い金利が設定されます。

定期預金は、都市銀行、地方銀行、信用金庫などほとんどの金融機関の基本的商品でもあり、資産を運用する商品としてまず第一にあげられる商品ですね。もちろん、必要であれば満期が来る前に解約することはできますし、元本も保証されます。しかし、かなり不利な解約利率が適用されてしまいます。預入期間は最大10年間ですから、通常はその間は自分の預金を使えないというデメリットがあります。

貯蓄預金は預入期間が決められているわけでは無く、いつでも出し入れができる流動性預金ですが、普通預金よりも高い金利が設定されてるのですが、定期預金よりは低く抑えられています。預金残高に対応して段階的に金利がステップアップしていくのがポイントです。

貯蓄預金は「貯蓄」のための預金商品ですが、資産を運用したり増やすには金利の高さからも定期預金の方が適しており、銀行も力を入れていますね。また、最近注目なのは、ジャパンネット銀行や楽天銀行、オリックス銀行などインターネット銀行です。1週間や2週間で満期が来る定期預金は、定期預金ながら急な出費にも解約することなく対応できる流動性があり、しかもネット銀行ならではの高い金利を実現しています。貯蓄預金のメリットを併せ持っている商品です。

貯蓄預金は、普通預金などの余剰のお金をそのままにしないで貯蓄預金で管理し、一定額になったら定期預金にするなど、どちらかと言えばメインではなくサブ的に使う商品といえそうです。